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今日は茶州から久しぶりに帰ってきた同僚に会う用事がある―― そう言って、新年早々からの残業を満月が完全に昇…
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「……好きだ」 彼とこうして相対するのは一体何度目のことだろう。呼び出したはいいが、結局違う話題でお茶を濁して…
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――セクシーなの(奇人) 年を重ねるごとに艶を増す美声 落ち着いた大人の美貌 ――キュートなの(鳳珠) 物陰で…
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「暑さ寒さも彼岸まで」とはよくいったもので、あちこちで猛暑と騒がれた今年の夏もそろそろ終わりに近づいていた。…
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「ふむ、柚子の花言葉は『健康美』『恋のため息』……」「……なんでそんな微妙な目で私を見るんですか。悪かったです…
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「はあ……」「どうした柚梨」「……なんで私はこんな名前なんでしょう。柚子に梨、両方とも果実の名でまるで女性のよ…
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その日の昼間は、南東よりの風が強く吹いてざわざわと落ち着かない天気だったのだが、日が暮れると同時に風はぴたり…
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七日に一度の公休日、その次の日の朝、外朝に出仕した景柚梨はちょっとした違和感を覚えながら戸部までの回廊を渡っ…