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燭台切光忠はぱたんと冷蔵庫を閉じ、外した前掛けでやにわに手を拭って台所をあとにした。外廊下に出てみると、ぬる…
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明け方、聞き慣れない鳥の声で目を覚ます。眠気眼を擦って雨戸を開けて見れば、朝まだきの空に真雁が一陣、北へ向か…